令和3年12月9日、十和田市において定例会が開催され、大深内中学校の敷地内に整備中の洞内・松陽地区統合小中学校について、進捗状況と今後のスケジュールが報告された。工事は現在地盤補強が完了し、基礎工事に着手しており、工事進捗率は約5%である。開校準備委員会を設けて、令和5年4月の開校に向けて準備が進められている。
次に、不用となった鉄製マンホール蓋の処分についての質問に対し、当市では鉄として売却しており、令和3年10月の売却価格は1キログラム当たり38.5円であることが明らかになった。今年度の処分数は57個であった。
また、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)導入状況が答弁され、RPAにより手続き業務の効率化が実現され、約1,600時間の業務削減が図られている。
移住推進に関連し市では、移住応援サポーターを設けており、地域に住む方々からの相談に応じる努力をしているとのこと。高齢者の運転技能向上については、返納支援事業が行われ、1000名以上の高齢者が自主返納した実績がある。今後は自動車関連の新しい支援策も調査中であるとのこと。
コロナ禍の影響で児童への支援が重要であるとの認識が示され、調査を進めている成果を得ながら新たな対策を講じる方針が伝えられた。
最後に、十和田市現代美術館の連携について、五館連携協議会が設立され、共同イベントや活動が進められている。市はその活動を通じて地域活性化を図るということが強調された。