令和5年6月15日、豊川市議会は第2回定例会を開催し、複数の重要議案を審議した。
中でも、特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、議員からの質問が集中した。深い議論の中で、豊川市職員の待遇改善が求められ、条例改正の必要性が再確認されている。
また、一般会計補正予算(第2号)に関しても注目が集まった。特に、福祉関連の支出が増加していることから、財務部長の八木敏光氏は、適切な資源配分が求められていると述べた。補正予算は、教育部や福祉部の一連の事業に充てられる予定である。
佐々木和美議員からは、またまた民間保育所への支援金の増額について好意的な意見が述べられた。子ども健康部長の木和田聡哉氏は、物価高騰を背景に、支援金の基準額が昨年度の40円から60円に引き上げられたことを説明した。これは保護者の給食費負担を軽減し、給食の質を保つための施策であり、市内の全ての民間保育所等が対象となる。
一方、三蔵子小学校の校舎大規模改修に関する議案も進行中である。北澤伸道議員が工事内容について具体的な質問を投げかける中、教育部長の前田清彦氏は、仮設校舎内の手洗い箇所増設の理由や、その必要性について説明した。新型コロナウイルス流行の影響で、子供たちへの衛生対策が重視されていることが背景にある。
また、今回は給食センターの厨芥処理機の取得に関する議案も可決された。これにより、給食センターの運営効率が改善されると期待されている。