令和2年の議会協議会が2月10日に開催された。
ここでは、「マニフェスト工程計画」について議論され、市長の竹本幸夫氏が説明を行った。
竹本市長は、マニフェスト工程計画が自身の選挙公約に基づくものであるとし、今後4年間に実施する施策を年度ごとに示したことを強調した。また、企画政策課長の手塚巧朗氏が、計画書の内容に関する詳細な説明を行った。
手塚氏によると、工程計画は市長のマニフェストの42の提案ごとに実施内容をまとめており、事業費見込額も表記されている。初年度には、商業施設誘致や交通円滑化のための整備が位置づけられている。市長は、自身の強い思いを込めた提案をピックアップし、特に人口増施策や雇用創出が重要であると述べた。
大場昌克議員は、イオンの出店に関する最新情報を求め、竹本市長はイオンの新社長が開発を進めていることを紹介した。その一方で、イオンの経営状況について懸念を示しつつ、担当課と密接に連絡を取っていると答えた。
安間寛子議員は、地域猫に対する補助制度の創設に関して質問、企画政策課長は令和3年度からの開始を見込んでいること、令和2年度にはクラウドファンディングを通じての予算計上を説明した。
また、遠山剛議員が障害者の積極的な採用計画について質問すると、竹本市長はこの後の予算説明で具体的な内容を示すと期待を寄せた。今後も多くの市議が協議を通じて、地域の課題解決に向けて積極的な議論を展開していく方針である。