令和3年1月29日、豊川市議会第1回臨時会が開催された。
この日は、補正予算や専決処分の報告が中心的な議題となった。
特に重点が置かれたのは、令和2年度豊川市一般会計補正予算(第10号)である。
その内容について、総務部長の関原秀一氏は、歳入歳出予算の総額に1億8,453万7,000円を追加し、計888億2,082万4,000円にする旨を説明した。
この補正は、新型コロナウイルス感染症に関連したワクチン接種体制の確保為のものである。
横田光正議員は、ワクチン接種の有効性や安全性について質問を行った。
これに対し、子ども健康部長の宇井昭典氏は、接種の進捗状況や、国のワクチン供給の現状について詳細に述べた。
特に、医療従事者への優先接種、さらに高齢者を中心とした市民への接種スケジュールについても言及され、今後の進展が期待される。
また、安間寛子議員もワクチン接種体制の詳細を問い、自治体間の連携について説明を求めた。
子ども健康部長の宇井氏は、近隣市との協力体制についての情報を提供し、円滑な接種実施に向けた努力を強調した。
会議の最後には、補正予算の採決が行われ、原案通り可決されるという結果になった。
さらに損害賠償の額に関する専決処分や、変更契約に関する報告も行われ、これらも全体として問題なく処理された。
この臨時会では、コロナ対策に関連する重要な決定がなされたことが市民にとって重要である。