令和2年の第1回定例会では、施政方針や予算案の大綱について多くの質問が寄せられた。
特に柴田輝明議員や中川雅之議員からは、施政方針についての詳細が求められた。柴田議員は、「予算案が市民生活にどのような影響を与えるのかを明確にしてほしい」と述べた。これに対し、安間寛子議員は、施政方針の具体的な内容とその実現可能性について質問した。
また、認知症施策についても井川郁恵議員が取り上げた。彼女は、「高齢者の増加に伴い、認知症対策を強化する必要がある」と強調した。
公共施設の適正配置計画については、横田光正議員から意見があり、河川の安全や橋梁の管理についても詳しく叱責が求められた。「安全なまちづくりには、まず基盤の整備が必要だ」と横田議員は述べた。
南部地域における安全・安心なまちづくりについては、太田直人議員が提起し、災害に強いインフラ整備が必要であるとの意見が多く出た。特に、佐藤郁恵議員が地球温暖化対策とCO₂削減への取り組みを指摘し、「持続可能な社会を次世代に残すためには、今から行動が必要だ」と述べた。
保育や感染症対策についても、富田潤議員が取り上げ、今後の計画に期待を寄せた。特に、子供たちの健全育成が重要だとの考えを示した。
観光ビジョンや市民病院の取り組みも議論され、奥澤和行議員と佐々木和美議員がそれぞれの視点から意見を述べた。期日前投票所の増設や多文化共生社会への取り組みについても、具体的な実施方法とその成果が求められた。
高齢者の保健事業と介護予防に関する意見も多く、加藤典子議員が一体的な実施の必要性を訴えた。消防・防災に関する取り組みは榊原洋二議員から質問があり、市民の安全を守るために強化が求められた。
最後に、放課後児童健全育成事業と保育所について今泉淳乙議員が意見を述べ、市内の交通安全対策についても神谷謙太郎議員から重要な提言がなされた。