令和4年7月15日、豊川市議会は第3回臨時会を開催した。
この会議では、令和4年度一般会計補正予算第3号及び市役所受変電設備等改修工事請負契約が主要な議題として取り上げられた。
総務部長の飛安毅氏は、第63号議案の補正予算について、歳入歳出予算に1,271万5,000円を追加する内容を説明した。
この補正予算は新型コロナウイルス感染症への対応として、民間保育所の給食費を支援するためのものである。特に、民間保育所の給食賄い材料費の軽減を目指しており、保護者の負担を増やすことなく、栄養バランスを維持するための取り組みが求められていると述べた。
また、子ども健康部長の木和田聡哉氏は、今回の支援策が物価高騰に伴う保護者の負担軽減を目的にしていることを強調した。具体的には、民間保育所での給食1食あたり40円を支援し、給食の安定供給を図るという内容である。
さらに、豊川市役所の受変電設備の改修工事については、財産管理監の山本勝巳氏が報告した。入札は制限付き一般競争入札で実施され、工事は株式会社アンデンによって落札された。
この改修工事は、設備の老朽化によるもので、災害時の対応を迅速に行えるようにすることが目的とされている。受変電設備の更新は必要不可欠であり、早期の工事着手が求められていた。
一方で、報告第11号では、風による賠償額の決定が報告された。この賠償は70万円で示談が成立したとのこと。