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豊川市議会、補正予算と決算が可決

豊川市議会第3回定例会で一般会計補正予算や決算が可決。活発な議論が交わされる。
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令和6年豊川市議会の第3回定例会が9月24日に開かれ、重要な議案が審議された。特に注目されたのは、令和6年度一般会計補正予算であり、様々な意見が交わされた。

予算特別委員会が審査を行った結果、第77号議案は賛成多数で可決。木本朗善予算特別委員長はその詳細を報告した。質疑や討論が行われ、特に佐藤郁恵議員が反対討論を展開した。

佐藤議員は、補正予算に計上されている愛知御津駅周辺整備事業に強く反対の意向を示した。具体的には、39億円を超える事業費の計上について、柔軟な見直しが必要と訴えた。彼女は「緊急な学校環境や防災への支援が後回しになっている。」と指摘した。

対する佐々木和美議員は、この補正予算の必要性を強調し、地域の安全・安心なまちづくりへの積極的な対応について言及。市民の健康や教育環境の向上に資する施策と評価した。これに対し、反対派の議員からは事業の優先順位について異論が続出した。その後、補正予算は原案通り可決された。

次に、令和5年度豊川市一般会計決算の審議が行われ、安間寛子議員が反対意見を述べる場面があった。彼女は市の独自施策の不十分さや、生活支援施策の充実の必要性を訴え、「市が推進している新庁舎や大型建設事業ではなく、生活を支える施策に予算を振り分けるべきだ。」と述べた。

一方、加藤典子議員は、決算が市民の生活を支える施策に充てられていることを評価し、賛成の立場を取った。結果として、令和5年度一般会計決算は認定された。

加えて、国民健康保険特別会計の決算や後期高齢者医療特別会計の認定に関する議案も審議された。安間議員は国保料の引き上げ問題を指摘し、生活に負担をかけるものとして意見を示す一方、星川博文議員はしっかりした財政運営が行われていると評価した。

議会開催日
議会名令和6年9月第3回豊川市議会定例会
議事録
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