令和4年3月2日、豊川市議会は第1回定例会を開催した。
本日の会議では、一般質問が行われ、選挙事務や投票率向上の取り組みが議題となった。特に、衆議院議員総選挙の豊川市の投票率に関し、「58.1%」の前回を上回り「59.92%」と発表された。これは、若年層の投票率向上が要因であり、特に20代で3.6ポイント増加したことが際立つ。
また、期日前投票の設置状況についても、改善が図られており、特に市役所での利用者数が増加している。今後、新たな期日前投票所設置の検討も進められる見通しである。
医療、介護、福祉の現場におけるコロナ対策も議題に上り、看護職員の待遇改善や市民病院の支援についても意見が交わされた。特に医療資源の確保が重要視され、コロナウイルスの影響下での持続可能な医療体制の構築が求められる。
さらに、地域の移動手段としての公共交通の改善案が議論された。音羽線などのダイヤ改正が進行中であり、市民の声が反映されるよう努めるとの方針が示された。特に年々増加する高齢者の移動支援については、今後の施策検討が必要であると認識されている。
本日の会議は、豊川市の今後の政策方向を示唆する重要な場となり、市民の生活向上を目指す議論が展開された。