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豊川市議会、一般会計補正予算1千億円超の承認

豊川市議会は、第3号補正予算を承認し、一般会計660億円の削減を計上。支援金も増額。
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令和3年6月8日、豊川市議会は第2回定例会を開会し、様々な議案に対する審議が行われた。

議案の中でも特に注目されたのは、令和3年度豊川市一般会計補正予算(第3号)である。新型コロナウイルス感染症対策に関する施策が強調され、総務部長・飛安毅氏は歳入歳出予算がそれぞれ660億9,184万1,000円に減額されるとの説明を行った。

新型コロナウイルスに関連する施策には、様々な支援措置が含まれている。たとえば、家庭への支援金として、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金が新たに計上された。この給付の総額は1億6,935万円に上ることを報告した。

また、議案第43号である豊川市下水道事業会計補正予算は、合併浄化槽の維持管理に要する経費が追加される内容である。上下水道部長・白井啓貴氏は、これにより下水道事業の持続的な運営が可能になると述べた。特に、この補正予算での予算総額は40億1,082万8,000円に達する。

病院事業会計については、議案第44号で新型コロナウイルス感染症対策としての施策が盛り込まれた。市民病院事務局長・八木敏光氏によると、来院者の検温を委託で実施するため、補助金として829万3,000円が追加される。これにより、医療従事者の安全も確保される旨を説明した。

さらに、条例の一部改正が提案され、豊川市個人情報保護条例に関連する項目と自転車の安全利用に関する条例も改正されることが確認された。市民部長・森下保氏は、自転車利用の際のヘルメット着用義務について強調した。

最後に、次回の議会日程は6月24日までの17日間と決定され、多くの議案が会期中に検討される予定である。

議会の進行に伴い、出席議員や市の幹部は市民の声を反映させる重要性を再確認し、今後の議会運営に期待が寄せられる。

議会開催日
議会名令和3年6月豊川市議会第2回定例会
議事録
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