令和5年第1回富士河口湖町議会臨時会が開催された。
1月6日、出席議員14名により会議は成立し、議事が進行された。本日の議題では、議案第1号の船津小学校体育館改修工事請負契約締結と、議案第2号の一般会計補正予算(第8号)の2件が主要なテーマとして取り上げられた。
議案第1号について、総務課長の相澤一憲氏は、改修工事費2億2,330万円を要する契約締結を説明した。入札決定においては、予定価格に対し落札率99.1%の結果となった。この工事は、体育館の老朽化対策を中心に屋根や壁の補修が行われる。
相澤氏は「施工は町内企業体によるもので、工事の効率的なスケジュールを計画中です」と強調した。この取り組みは、昨年の10月に得られた国の補助を用い、同年度中に工事完了を目指すことになっている。
続いて、議案第2号の説明に移り、健康増進課長の渡辺勝保氏が登壇した。補正予算には、物価高騰に伴う介護サービス支援として、全事業所に一律10万円の補助金を支給することが盛り込まれている。さらに、利用定員に応じた給付金を設け、経済的な支援を強化する狙いがある。
「町内では42の事業所が対象で、申請方式により支援を進めます」と渡辺氏が述べた。この他、子育て支援についても、妊産婦に対する支援の強化を図り、入所型サービスや訪問系サービスに関しても支援金の給付を行うよう説明がなされた。