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新型コロナ対策とワクチン接種状況を議会で議論

令和3年第2回定例会にて、キャッシュレス化や新型コロナウイルス対策が議論されました。
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令和3年第2回定例会が開催され、会議録署名議員の指名が行われた。

議長が本日の議事日程を確認した後、議会は一般質問に移った。

最初に質問したのは東城しのぶ議員で、彼女は行政窓口でのキャッシュレス化について言及した。キャッシュレス化は民間企業で進んでいるが、行政ではまだまだ進んでいないと言う。特に、税金の納付手続きにおけるキャッシュレス決済の導入が遅れている点を指摘した。彼女は、スマートフォンを利用した決済が可能であることを実例を挙げながら説明し、行政でももっと積極的にキャッシュレス化を進めるべきだと強調した。

それに対し、財政部長の神長賢人氏は、キャッシュレス決済の導入状況や現行の納税手続きについて回答した。彼は、現在市税の納付においてスマホ決済を導入している税目を3つ挙げ、徐々にキャッシュレス決済の普及を進めていると述べた。また、納税通知書にスマホ決済の手続きを記載し、周知を図っていることも触れた。

次に、福祉部長の内田敏彦氏が、福祉部におけるキャッシュレス決済の導入状況について回答し、他の決済手段の検討を進める考えを表明した。この部分で、行政としてのキャッシュレス化の必要性が議論された。

さらに、山下隆夫議員が新型コロナウイルス対策についての質問を行い、高齢者向けのワクチン接種状況や接種券の配布について具体的な質問を行った。保健部長の九十九悠太氏は、接種状況を詳しく説明し、今後の計画についても言及した。特に高齢者施設への接種率の状況や、予約率の推移に関する説明がなされた。

また、空き家に関する施策についても議論が交わされた。江原満寿男議員は、地域の空き家問題とそれに対する解決策として、行政の強い取り組みを求めた。建設部長の清水悟氏は、空き家バンクの活用状況や、空き家の解消に向けた支援策を紹介したが、取り組みがまだ不十分であるとの指摘があった。

全体を通して、議員たちはキャッシュレス決済の進展や新型コロナウイルス対策に端を発した医療問題、さらには地域おこし協力隊や教育施策などに対する課題について、様々な意見を述べた。特に、教員不足による教育環境の影響や、地域医療の必要性について強く訴えられた。準備が整った施策や企画に対する市民の期待が高まる中、今後の議論や実行に向けた具体的な行動が求められている。

議会開催日
議会名令和3年6月定例会
議事録
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