令和6年第1回下関市臨時会が5月15日に開催された。
議事は主に補正予算案と専決処分の承認が中心となった。
初めに、議長の香川 昌則氏が会議を開会し、会議録署名議員として東城 しのぶ氏と村中 良多氏を指名した。
続いて会期が3日間(5月15日から17日)に決定された。
議案は一括して審議され、令和6年度の一般会計補正予算が提案された。これは低所得者支援や定額減税補足給付金に係る事業費として28億4,000万円の追加を計上している。
さらに、港湾特別会計や臨海土地造成事業特別会計の補正予算も説明され、それぞれ歳入不足に対処するための措置が求められている。
特に注目すべきは、事業改善を目的とした工事契約の締結案である。下関市立しものせき水族館の改修とアシカ展示施設の機械設備工事を巡る議案は、13億2,990万円の契約が提案されている。
副市長の島崎 敏幸氏は、行政の立場から各議案の内容を詳細に説明し、質疑に対しても的確に応じた。
多くの議員から特段の質疑は寄せられず、これら議案は各委員会に付託されることが決定した。