令和4年第3回定例会(9月)が9月20日に開催され、議事日程に従い、会議録署名議員の指名及び一般質問が行われた。今回は特に、環境問題や市立大学の進捗が主な焦点となった。
過去数ヶ月間の気候変動と災害対策が強く意識され、特に豪雨災害の影響が大きく報じられる中で、市は避難指示の扱いや、避難所運営の流れを明示した。平時からの防災意識の高揚が求められ、実際に起こった災害を踏まえた運営の見直しが急務である。
環境部門では、再生可能エネルギーの導入について活発な議論が行われた。昨今の物価高騰とエネルギー不足が懸念される中、太陽光発電のさらなる普及が強く推奨されている。市の将来を見据えた際に、公共施設の環境負荷を減らす方針が示され、特に学校などにおける再生可能エネルギーの導入が急がれるとされた。
市立大学の学部設置に関しても、新たに設立されるデータサイエンス学部と看護学部についての詳細な進捗が報告された。今後、これらの学部においては、地域に根差した教育を心掛け、学生の市内定着を促進する取り組みが強調された。特に、看護学部の職場環境の整備は重要であり、地元の病院との連携が焦点となっている。
また、昨日の台風14号の影響も懸念されており、災害時における避難所の環境や運営についても具体的な課題が浮き彫りになった。公民館の老朽化やエアコンの整備に関する問題も取り上げられ、今後の改善が期待されている。