令和4年第1回下関市臨時会が開催された。
議事日程には、一般会計補正予算やテレワーク用端末の取得が含まれ、両議案とも可決された。
最初に、議案第1号として令和3年度下関市一般会計補正予算の審査が行われた。
文教厚生委員長の恵良健一郎氏は、臨時特別給付金が困窮世帯および子育て世帯に支給されるため、約60億円の予算が組まれていると報告した。
給付金の迅速な支給を目指すことや、申請手続きの特別な配慮についても考慮していると強調した。
さらに、住民票がないホームレスへの支給方法や、給付基準日以降に転入した世帯についても意見が出された。
給付金に関して、委員からあらゆる世帯への支援を求める声も上がった。
恵良氏は、給付金が全家庭に配分されることの必要性を指摘した。
次に、議案第2号の審査に移り、これも総務委員長前東直樹氏が報告した。
タブレット端末150台の取得を通じて、テレワーク環境を整備する方針が示され、議員たちの賛同が得られた。
タブレットは廉価で取得し、セキュリティ対策にも万全を期しているとの説明があり、すべての委員が賛成した。
この臨時会では、迅速な給付金支給とテレワークの実施に関する議論が実施され、今後の制度改革に向けた布石が築かれたことが確認された。
以上で、令和4年第1回下関市臨時会は全議案を可決し、閉会となった。議会は賛同を得て、国からの支援金の活用を促進するための手続きを進めていく方針である。