令和3年第3回下関市議会定例会が、2021年8月31日火曜日に開会した。これにより、今期の会期は28日間と決定された。
本定例会では、様々な議案が提出され、その審議が行われる。特に重要な議題として、令和3年度下関市一般会計補正予算が挙げられた。これには、12億8688万2000円の追加が含まれており、全体の予算規模は1170億7954万1000円に達する。
この補正予算には、社会福祉施設整備費助成業務や生活困窮者自立支援業務に関連する経費が盛り込まれている。さらに、感染症予防業務や農業集落排水に起因する追加経費も計上されていると、副市長の三木潤一氏が説明した。
議案の中には、介護保険特別会計の補正予算もあり、過年度収入などを再計上する内容が考慮されている。特に、農業集落排水事業に関しては、施設管理業務に必要な経費が盛り込まれたことが注目されている。
全体の議案は30件に及び、特別委員会に付託される。また、介護保険や特別会計に関わる多数の議案も一括して議題とされ、詳細な審議が期待される。
この定例会は、地域の財政健全化を目指し、重要な決算報告が行われる場ともなっている。正常な会計運営が求められる中、経過報告では一般会計歳入歳出決算や特別会計に関する決算も認定される予定だ。