令和5年第1回下関市議会定例会が27日、開催され、議長と副議長の選挙が行われた。
新たに議長には香川 昌則氏が選任され、副議長には安岡 克昌氏が就任した。この議会は、昨年の選挙において新たに議席を獲得した議員たちにとって重要な位置づけとなる。
香川議長は挨拶で、「市議会の発展のために同じ方向を向いて行動する仲間として、皆様の力を発揮できる基盤を作っていきたい。」と述べ、議員全員の協力を呼びかけた。新しい執行部は、議会のかじ取り役としての責任を果たすことが期待されている。
会議はその後、会期の決定が行われ、今定例会は3月27日までの29日間とされた。議事日程の中には、補正予算や一般議案の提案説明、新年度予算に関する市長の施政方針の説明も含まれており、議会は今後本格的な審議に入る。市長前田 晋太郎氏は、選挙において市民の支持を受けた議員への期待を述べ、市政の発展に向けた協力を求めた。
午前中の議事では、議長の選挙に続き、副議長選挙が実施され、安岡氏が当選した。選挙結果は、出席議員34名によるもので、この中で安岡氏が16票を獲得し、副議長に選任された。
また、初日の議題には監査委員選任の同意も含まれ、議員らは市の行財政運営が適正かつ効率的であることを確保するための監査を行う重要な役割を果たす。監査委員には木本 暢一氏と田中 義一氏が選任された。
この定例会では、議会運営や各種議案についての質疑応答や討論が行われ、下関市の未来に向けた審議が期待されている。議会運営においては、各常任委員会の構成や委員の選任も進められ、新たな体制での活動がスタートした。