令和元年の第1回下関市議会臨時会が5月16日に開会した。
本会議ではまず、会議録署名議員として前東直樹議員及び吉村武志議員を指名した後、会期の決定が行われ、5月20日までの5日間とすることが確認された。
その後、6件の議案について審議が行われた。以下はその内容である。
議案第116号では、令和元年度下関市港湾特別会計補正予算が提案された。副市長の三木潤一氏は、歳入不足が見込まれるため、4億8,500万円を歳入から繰上充用する旨説明した。
次に、議案第117号では、臨海土地造成事業特別会計補正予算に関連した27億5,710万3,000円の補正が提出された。三木副市長は、平成30年度決算見込みに関連するものであると強調した。
また、議案第118号に関しては、地方税法の改正に伴う条例の一部改正が提案された。
議案第119号は、専決処分の承認を求めるもので、下関市税条例等についての変更が報告された。
さらに、議案第120号では、公認会計士との包括外部監査契約の締結が報告された。山田尚宏氏との契約を1,200万円を上限として結ぶ方向が示された。
最後に、議案第121号では、介護保険条例の一部改正についての専決処分が承認されることが提案されている。これに関連しても今後の審議が続く見込みである。
審議の結果、各議案は所管の委員会に付託され、本日は散会となった。議長の林透氏は、議案付託表に基づいて各委員会に付託することを確認した。
今後、この臨時会の審議は各委員会で行われ、提出された議案に関する詳細な検討が進められることとなる。