令和3年2月15日、下関市議会にて、令和3年度予算案を含む18件の議案が審議された。主な議題には、一般会計予算、港湾特別会計予算、介護保険特別会計予算などが含まれており、議員から活発な意見が交わされた。
一般会計予算において、福田幸博議員は当初予算の概要について高く評価し、特にわかりやすさに感謝の意を示した。また、医療関係者への感謝も述べつつ、COVID-19対策に対する疑問や、今後の予算に必要な取り組みについて意見を述べた。
具体的な話として、鯨食文化の普及についても議論が展開された。農林水産振興部長の渡壁敏氏は、鯨肉の消費拡大を図るための施策について言及し、特に「くじらの日」のイベントなどの重要性について強調した。
また、観光施設についても言及があった。令和3年度に向けた観光施策の実施内容について、観光スポーツ文化部長の和田守正氏が新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、多様な観光コンテンツの発掘と新規観光客の開拓に努めていく方針を示した。
このように、令和3年度予算案には市民生活を守るための多様な施策が含まれ、各議員から今後の取り組みに対する期待が寄せられた。特に、COVID-19の影響を受ける中での生活支援と経済支援の重要性が再認識され、地方自治体の役割が一層注目される展開となった。