令和2年第4回防府市議会定例会が8月31日に開会した。
市長の池田豊氏は、まず日本全国を襲った令和2年7月豪雨による被害に触れ、心からの見舞いの言葉を述べた。特に本市の消防職員28名が熊本県へ派遣され、救助活動に従事したことを報告した。災害後の復旧・復興に対する取り組みも言及し、より強固な防災対策を進める意向を示した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について、池田市長は感染者数が依然高い状況を指摘し、地域外来・検査センターを設立する予定であることを発表した。これは市民が迅速に検査を受けられるようにするためで、運営に関する経費は専決として処分することが承認された。
交通政策に関して、総合交通体系調査特別委員会の山田耕治委員長は地域に応じた公共交通サービスの経済的側面について報告した。特に、路線バスの利便性向上や、デイサービス事業と連携した移動支援の重要性が議論された。
また、人権擁護委員候補者の推薦や防府市教育委員会委員の選任についても意見聴取がなされ、全ての提案に対して「異議なし」との決議が行われたことが強調された。さらには、防府地域振興株式会社の経営状況に関する報告でも、今後の計画について説明され、市としての支援を続ける方針が示された。
最後に、令和元年度の決算が承認され、健全化判断比率についても説明が行われた。これにより防府市の財政が安定していることが確認された。議会は今後とも迅速な行政支援と各種施策の実施に向けて、市民との連携を強化していく姿勢を持ち続ける意向を強調した。議長は、次回の本会議が9月3日に行われることを告知し、議会は閉会した。