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防府市議会、一般会計補正予算を可決

12月19日、防府市議会は令和5年度一般会計補正予算などを可決し、地域交通の充実を求める請願も趣旨採択された。
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令和5年12月19日、定例の防府市議会が開催され、議案の審議が行われた。

本日は、数多くの議案が上程され、特に補正予算や指定管理者に関する議案に大きな関心が寄せられた。

最初に、議案第75号である令和5年度防府市一般会計補正予算(第6号)が審議された。予算委員会委員長の橋本 龍太郎氏による報告では、子育て世帯の給食費支援に関する質疑が注目された。具体的には「この事業には給食費高騰対策が含まれているが、なぜ健康福祉部の予算に計上されているのか」との質問に対して、「給食の取扱いが異なる学校や未就園児への支援を一律5,000円とするため、健康福祉部に集約している」との答弁があった。

続いて、議案第82号から第84号にかけての指定管理者に関する議案が一括審議され、産業建設委員会の安村 政治氏が報告した。特に、議案第83号については「団体の事業内容を数字で表せない部分はどのように評価するのか」という質疑があり、日常的な情報交換を通じて適切に運営されていると答弁があった。審査を経て、全議案が異議なく可決された。

選挙第1号においては、防府市選挙管理委員会の新委員及び補充員の選出が発表され、議長の田中 敏靖氏が指名した4名の委員と4名の補充員が全員当選した。

さらに、議案第92号の防府市手数料条例の改正案が審議され、戸籍法の一部改正に伴う手数料の見直しが提案された。市長の池田 豊氏が詳しく説明し、特に戸籍謄本等の交付手数料に関する新規定について言及した。質疑の後、議案は全員異議なしで可決される運びとなった。

また、国民健康保険条例の改正案についても、市長が説明。特に産前産後期間中の保険料減額について質疑があり、生活環境部長の金澤 哲氏が事後届出の可能性について答えた。その後、すべての議案が可決された。

最後に、請願第2号の乗合循環バス(コミュニティーバス)開設に関する請願書が審議され、地域の高齢者による利便性の向上が求められる中、本請願が趣旨採択される運びとなった。これにより、高齢者が徒歩での外出を難しくする現状が改善される期待が寄せられる。

議会開催日
議会名令和5年第5回防府市議会定例会
議事録
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