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防府市議会、新型コロナウイルスワクチン接種計画を発表

防府市議会の定例会で、新型コロナウイルスワクチン接種事業や補正予算案などが可決された。
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令和3年防府市議会の定例会が開催され、様々な補正予算案が審議された。

特に注目されたのは、議案第3号の令和2年度防府市一般会計補正予算(第8号)である。

この予算について髙砂 朋子予算委員長は、消防団運営事業が減額補正となっている点を挙げ、消防団員数について現状を報告した。現在、定員408名に対し373名が見込まれており、団員確保を目指して処遇改善を検討すると述べた。

また、重要な施策として新型コロナウイルスワクチン接種事業についての質疑が行われた。髙砂 委員長は、「コロナワクチン予約・相談センターを設置し、3月15日から本格対応を開始する」と明言した。センターは専任職員12名、兼務職員3名体制で運営される計画である。

一方、山田 耕治議員はワクチン接種に対する市民の不安を指摘し、アレルギー情報を収集し、正しい情報を市民に届けるよう要望した。市では、接種にあたって最大限の配慮を行う必要があるという認識が共有された。

また、次期の小学校給食施設改善事業についても議論が交わされた。災害対策としての空調機器設置が予定されているが、夏休みの短縮期間中の工事完了を目指すという課題に直面している。

地籍調査事業では、調査委託料の増額が問題視され、国の補正予算を活用した調査の前倒しが説明された。進捗状況についての確認も議員たちからなされ、地域との連携が重要視されている。

他にも、栄町藤本町線道路改良事業の進捗状況についても報告があり、基本設計が終わり、詳細設計に入っていることが述べられた。地元への説明会も予定されている。

全議案は、全員異議なく可決され、今後の施策に期待が寄せられる。

次回の議会も、より一層の充実した議論が行われることが期待されている。

議会開催日
議会名令和3年第2回防府市議会定例会
議事録
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