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社内の浸水実績図削除問題に市執行部の説明求められる

防府市で施行されたコミュニケーション条例について、手話言語条例の必要性が再確認され、市がその検討を進めるべきとの意見があがった。
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防府市では、今年施行された「コミュニケーション条例」に続き、手話言語条例の制定についての検討が求められている。田中健次議員は、手話や要約筆記などの重要性を強調した。

昨年行われた防府市手話言語等に関する条例検討委員会では、手話言語条例の需要が高まる中、個別に手話言語条例を制定するべきだとの意見も寄せられた。その後、コミュニケーション条例が施行されたが、手話言語を含むコミュニケーションの理解促進が課題である。

池田豊市長は、手話言語の地位向上は重要であるとしつつも、現時点ではコミュニケーション条例に基づく取り組みを優先すると説明した。しかし、県内の他市では既に手話言語条例を制定しており、防府市もこの流れに遅れを取らないよう早期に検討を進める必要がある。特に、関連団体からの強い要望があるため、市が真摯に対応することが求められる。

さらに、今後の浸水実績図の削除に関して、上下水道事業管理者は具体的な改訂理由を説明。改修や新たなデータを基に、内水浸水想定区域図が作成中であると述べたが、内水ハザードマップとの違いや整合性について明確にする必要がある。

議会開催日
議会名令和4年9月第3回防府市議会定例会
議事録
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