令和元年9月、防府市議会での一般質問では、市の水産卸売市場や道の駅「潮彩市場防府」の活性化がテーマとなり、具体的な取り組みや今後の展望について論議が交わされた。
市長は、市の水産業の発展を目的とした市場改革の重要性を強調し、新たに設置された防府市場振興室が行っている未来ビジョンの策定に向けた取り組みについて説明した。この室では、地域の漁業者や他市場と連携し、持続可能な水産業を支えるための構想を練っており、今後の市場整備の支援を行うことも示唆された。
また、潮彩市場防府の活性化についても言及があり、昨年度のイベントへの参加者数が増加していることや、今後の年間行事にさらなる工夫を加えていく方針が示された。市長は、来場者数の増加を図るため、インフラの改善や情報発信の強化が必要だと認識している。
青果市場については、法改正の進展に伴い市場の活性化が求められ、国が設定した基準に基づく新しい規則についても説明された。これに対して、市長は各関係者の意見を反映しつつ、新たな取組みの具体化を進める方針を述べた。