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防府市議会、令和4年度補正予算約11億4000万円可決

防府市議会は令和4年度一般会計補正予算を約11億4000万円で可決。市民のための施策が多方面で継続的に進められる。
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令和4年第4回防府市議会定例会が12月14日に開催され、多くの議案が審議された。

特に注目を集めたのは令和4年度防府市一般会計補正予算(第6号)であり、その内容について議論が交わされた。予算委員会委員長の久保潤爾氏が、子育て世帯生活応援事業に関する詳細な説明を行い、「クーポン券は2月上旬に発送し、使用期限は7月末まで」と述べている。

また、中小企業に対する支援策として原油価格・物価高騰に対応した補助金の提供が取り上げられた。久保氏は、業種に制限がないことを強調し、同事業の助成範囲が広い点を評価している。一方で、浚渫事業に関しては、必要性と対象河川の意見が市民から寄せられ、その関係者の説明もあったことが報告された。

次に、令和4年度防府市競輪事業特別会計補正予算(第3号)と令和4年度防府市青果市場事業特別会計補正予算(第2号)の報告が行われた。産業建設委員会の委員長である安村政治氏は、インターネット投票の好調さを示し、それが売上の約75%に相当するとし、今後も安定した収入が見込まれると述べた。

他にも、防府市学校給食費に関する条例の制定や、市職員の退職手当に関する条例改正についても審議された。提出者である藤村こずえ氏は、「今後のリーダー資質に必要である」という理由から必要性を訴えた。しかし、今津誠一氏は市長が提出すべき議案を議員が提案する状況に疑問を呈し、議論が続いた。

また、土地の取得に関わる議案も採決され、これにより広域防災広場が整備される予定である。市長は今後の防府市としての方向性を示し、さらなる発展に向けた施策の推進を力強く訴えた。

最後に、全員異議なく多くの議案が原案の通り可決され、役所での不適合な部分や不明瞭な議論に対しては、今後の改善を要望する声も上がった。市民の生活をより良くするための施策として、多くの予算が地域に配分されることが期待されている。

議会開催日
議会名令和4年第4回防府市議会定例会
議事録
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