令和6年6月定例会が新宮市で開催された。
この会議では、市の予算や各種条例改正についての議案が審議された。
市長の田岡実千年氏は挨拶の中で、今年が熊野古道の世界遺産登録20周年であることを 강조し、多くのイベントを準備していると述べた。
その中でも、住宅リフォーム助成事業が注目を集めている。
この制度は市内の工務店を利用することで、経費の一部を商品券で助成する内容である。
前回の実施では大きな好評を得ており、改めてこの事業の再開が期待されている。
また、ナマズの養殖が失敗に終わり、サーモンに切り替えるという決定が下され、役員会で慎重に協議がされたことが強調された。
この新たな挑戦に対して田岡市長は、先行きに自信を持っているようである。さらに、市長は、もしこのサーモン事業も失敗することがあれば、この養殖プロジェクトから撤退する考えも表明した。
ここでの成功は、潤沢な水資源の確保が鍵であるとし、今後の計画を具体化していく姿勢を示した。
また、会議の最後には議案や条例案に関する質疑が行われ、各議員が活発に意見や懸念を述べたことも明確に示された。
特に、ようけの議員からナマズの失敗の経緯を踏まえた上で、サーモンの養殖に対する期待が語られた。
このような流れを経て、新宮市がどのように今後の発展と地域活性化を推進していくのかが注目されるところである。