令和5年9月28日、新宮市議会は定例会を開催した。
議案は全て可決され、特に新宮市情報通信技術を活用した行政推進に関する条例など、重要な議題が議論された。
全15名の議員が出席し、全議案が原案どおり可決された。最初の議案では、福田讓議員が総務建設委員会委員長として、情報通信技術を活用した条例案の審査経過及び結果を報告した。その中で、同委員会はこの議案について全員異議無く原案通り可決することを決定した。
続いて、訴えの提起に関する複数の議案において、債務者との連絡状況に関する質疑が行われた。福田議員は、債務者とのコンタクトを確認し、「貸金の回収は和歌山県住宅新築資金等貸付金回収管理組合に委託している」と補足した。
さらに教育民生委員会の報告では、住居表示及び町の区域設定に関しても無事可決され、今後の市の発展へ寄与すると期待される。
年度決算の認定も行われ、福田議員からは、ふるさと納税実績に関する質疑が投げかけられた。答弁では、「寄附額の約4割が市の実質的な収入となる」との説明がなされた。
議会は、令和5年度一般会計補正予算の審議に移り、補正額は5,278万2,000円を追加する内容であると発表された。
田岡市長は、地域活性化に向けた施策を今後も推進する意向を表明した。
最後に、今回の会議は全ての議案が可決され、田岡市長は「議員の皆様の活躍を期待する」と締めくくった。
秋の行事が開催される中、市民を強く意識した施策が求められることから、今後の展開が注目される。