令和元年9月26日、新宮市議会の定例会で様々な議案が審議され、主な議題として新宮市印鑑条例及び災害弔慰金条例などの改正が可決された。
この定例会では新宮市印鑑条例の改正案について、教育民生委員会の濱田雅美議員が報告を行い、住民基本台帳法に伴う整備が必要であると説明した。
続いて新宮市災害弔慰金の支給に関する条例も改正されることが報告された。議会はこれらの条例改正について、9月中に整備を進めることを決定した。特に改正によりどのように運用が変わるのか、市民生活に与える影響について質疑があったが、明確な答弁はなされず、全体的な理解が必要であるとの意見も出た。
また、特定教育・保育施設及び地域型保育事業に関する基準について新たに定める条例も可決。これにより市の保育政策が強化されることが期待されている。対象のサービスについて具体的な運営基準が示されることを議員は望んでいる。
他の議案では新宮市病院事業に関する条例の改正案が審議され、消費税法等に伴う使用料改定や医療業務の改善措置が盛り込まれていることに注目が集まった。議員からは改正内容に関する質疑がなされ、その結果、全体として現行条例の改正が妥当であるとの結論に至った。
さらに、経済的に重要な水道事業に関する条例と消防手数料条例についても改正が承認された。この改革は、消費税率の引き上げに伴う価格改定を適正に行うためのものであることが強調された。