令和4年6月14日、福田議員の呼びかけで新宮市議会定例会が開会した。
議長の榎本鉄也氏が定足数を確認後、様々な議題が扱われたが、注目すべきは新宮市医療センターの産婦人科医師確保に向けた施策である。
対応策の一環として、医師派遣に要する費用が議論された。
田岡実千年市長は「医療センターの産婦人科においては、常勤医3名体制が整い、通常業務に戻ることができた。特に医療従事者の確保に向けた協力に感謝している」と訴えた。
また、山田市長は新型コロナウイルス感染症の影響も心配される中で、地域医療を支える医師たちの努力に目を向けた。特に、「新型コロナウイルスワクチン接種推進事業の継続と、当該対策に必要な財源を図っていく必要がある」と強調した。
さらに、新宮市は今後も医師の確保について積極的に支援を行い、地域の医療充実に寄与する姿勢を示した。特に新型コロナウイルスの影響からくる急増する医療ニーズに応えるためには、引き続き連携を深めていくことが重要であると指摘された。
今回、議論の中で明らかになった点として、医師勤務の状況は流動的であり、今後の医青木派遣、地域医療の維持には一層の協力と取り組みが求められることが強調された。
福田議員は「この狭いコミュニティでの医療対応には、多くの人が関わっており市民生活を守るためには不可欠である」と述べた。
また、一般会計の補正予算案では、約4,388万円の予算が追加され、その中には住民税非課税世帯への救済策が含まれた。これについても、全ての市民に行き渡る支援として期待されている。