令和3年9月24日、小平市で幹事長会議が行われ、重要な議題が報告された。
初めに、残念ながら議員提出議案の撤回があり、議員提出議案第41号及び第43号の2件が新たな議員提出議案提出のために撤回された。この撤回に伴い、伊藤 央幹事長及び吉本 ゆうすけ幹事長から新たな議案が提出され、合計5件が協議にかけられることとなった。これらの議案及び請願は今後の市政運営において重要な役割を果たす。
次に、年間行事予定表の修正が報告された。特に、新型コロナウイルス感染症の影響で、一部の行事が中止されたことが強調された。この影響により、10月6日から8日予定されていた都市問題会議等が中止とされ、日程の削除が行われた。また、常任委員会の行政視察の実施が生活文教委員会のみとなることが決定した。
さらに、決算特別委員会委員の選任についても協議された。各会派から提出された委員名簿が確認され、今後の決定が待たれる。特に、議会への政務活動費の請求書類提出期限が10月1日となることが説明され、参加者から注意が促された。
報告の中で、悪化する財政状況に対して議会運営が注意喚起された。令和2年度の議会費の決算概要については、歳入が2,550円、歳出が4億5,946万7,718円であり、執行率は98.6%であったと報告された。これに関連し、職員人件費が削減された背景など、詳細な内容まで説明が及んだ。
最後に、協議事項として令和4年度小平町親善訪問の参加者について、また新たな議会費関係予算に関する要望が提案された。ここでは、参加する常任委員会の委員長を環境建設委員長とすることに異議がないとされ、議会全体の意思を集約する形で決定した。
この日の幹事長会議では、議会運営、財政状況、地域教育、福祉などの多岐にわたる議題が扱われました。市民に対しての透明性と説明責任が求められる中、各議案の現状や今後の方針が明確にされ、市の発展に寄与することが期待される。