令和6年6月に開催された石井町議会定例会では、広域火葬場や高齢者の外出支援、窓口サービスなど多岐にわたる議題が議論された。通告された内容に基づき、各議員が問題提起を行い、町の施策が議論される場となった。
まず、広域火葬場について、平野忠義議員が質問を行った。先月、石井町、神山町、板野町の3町で進められている広域火葬場用地の正式な都市計画決定が報告され、今後は施設整備に向けた手続きが進むとされている。平野議員は、生活環境影響調査について詳しく説明を依頼した。これに対し、田中憲博参事が周辺環境調査の内容、調査時期の詳細を述べた。特に騒音や水質調査が行われること、結果が住民にどのように周知されるかが重要視されている。
次に、高齢者の外出支援についての見解が示された。平野議員は、タクシーやバスの利用券制度が介護が必要な高齢者から高い評価を受けているとし、今後も継続的な支援が必要であると述べた。田中参事は、今年度は大規模な増額が行われたことを強調し、利用状況の向上について説明した。今後の支援策についても、慎重な検討が続くとのこと。