令和2年3月石井町議会定例会が開催された。本議会では新型コロナウイルス感染症対策に関する様々な議論がなされた。
初めに、谷雅史議員は新型コロナウイルス感染症について質問し、町としての感染拡大予防対策の取り組みを確認した。田中達也参事兼総務課長は、2月から職員に対して感染症対策を指示していると述べ、全職員にマスクの着用や毎朝の検温を実施していると強調した。
また、町主催の各種イベントの中止や延期を決定したことに対し、谷議員は賛意を示しつつ、感染予防を最優先に考えて取り組む必要があると述べた。
さらに、教育委員会の桃井淳学校教育課長は、臨時休校の開始が1日遅れた理由を説明し、家庭学習の指導を行ったことも報告された。特に、臨時休校中でも保護者が就労する際に自宅待機が困難な児童に対しては自主登校が認められている。
石井町では、今後も新型コロナウイルス感染症に対する取り組みを強化していく方針である。現在実施している自主登校については、申込者数の約55%の児童が実際に登校している状況が確認された。これは、保護者の判断であったと説明されている。
また、高齢者支援のための外出支援事業や給食センターの運営など、他の議題も取り上げられた。高齢ドライバーの安全運転支援についても議論され、安全な交通環境を整備するための施策が模索される。