令和5年6月13日、石井町役場において定例会が開催された。議長（仁木孝氏）の開会により、議員全員が出席していることが確認され、定足数が満たされた。議事日程には一般質問が含まれている。
最初に地域おこし協力隊についての説明があり、石井町としては新たにこの事業を令和5年度から導入することを発表した。
さらに、事業所が隊員を雇用する形での支援が進められるとのことで、具体的な活動内容や現在の進捗状況も説明された。
次に、公共施設における避難所や避難経路についての課題が指摘され、特に公民館の避難方法に関する安全性についての議論が行われた。具体的には階段を使用した避難方法のリスクや、避難ばしごの利用についての懸念が示された。
また、渡内川の利水と治水に関して、洪水時に用水ゲートの開放についての質問が上がった。麻名用水土地改良区との協議の結果、今後は、対応の確認が行われるべきであるとの認識が示された。
高齢者の外出支援については、今後の支援内容や助成金の利用状況についても議論された。特にカバーする対象や利用者数の推移に言及され、地域のニーズに応じた柔軟な支援を今後も続けていくとの意向が示された。
続いて、投票率向上に向けた施策についても言及され、特に投票所入場券の配達状況に関する懸念が表明された。先日の選挙において遅延が見られたことが問題視され、今後の改善が求められた。
最後に、マイナンバーカードの活用に関する取り組みとその利用促進についても話題に上がった。特に、今後の電子申請について、さらなる利便性向上が期待されている。また、インフルエンザワクチンや帯状疱疹ワクチンについても助成の状況が議論され、高齢者や子育て世代への配慮も必要である旨が強調された。
定例会中、様々な提案や意見が出され、住民の生活向上に向けての声が議論された。地域の特性を生かした取り組みを進めていく姿勢が確認された。