令和4年9月13日、石井町議会では、一般質問を通じて公共施設の長寿命化対策と物価高騰対策が議論された。特に後藤忠雄議員が質問した公共施設については、四銀いしいドームと中央公民館の大規模改修工事が議題に上がった。
四銀いしいドームは、令和5年4月から令和6年3月にかけての大規模改修工事が予定されており、議員からは利用者への周知方法が求められた。井内建設課長は、詳細を指定管理者と協議中で、10月には周知を始める予定だと説明した。また、中央公民館についても同様に、諸手続きを進めていく必要があるとのこと。
このような中、物価高騰対策も重要なテーマとなった。後藤議員は、農業者支援としての給付金について言及し、5万円の給付金を受け取りやすくするための詳細を求めた。太田産業経済課長は、農業者支援給付金は116万円の交付金によるものであり、申請条件について明確にした。
さらに、タクシー業者やクリーニング業者などにも影響があるとされ、就業環境の改善が求められる状況にも触れられた。町としては、全体的な生活支援を行いながら、少しでも効果的な対策を講じていく方針だ。
この議会では、住民の生活に直結する重要な問題が取り上げられ、町長も積極的に状況を共有した。特に、セーフティーネットとしての役割を果たすため、色々な対策が重要であると認識されていることが強調された。
一方、議会の中で、エアコンの設置や耐震化に関する補助金が設けられていることも取り上げられた。特に、耐震化への補助金支援が続けられ、地域住民の安全に寄与する方針が示された。