第4回令和4年6月定例会が石井町役場議場にて開会された。
本日の会議では、主に火葬場整備事業や高齢者外出支援策についての議論が展開された。火葬場整備事業に関して、大西隆夫議員が町民からの要望を受けて質疑を行った。大西議員は「火葬場整備事業の進捗や基本計画の策定についてはどう考えているか」と言及し、阿部龍裕副町長が「基本計画を本年度中に策定し、適切に進めていく」と回答した。
また、高齢者外出支援について、岡田匡範長寿社会課長は、過去3年間の利用実績を報告した。
令和31年度においてはタクシーとバスの利用があり、特にタクシーの利用が進んでいることから、町民の日常生活に必要な足とされている。さらに、金額面においても予算の執行状況を示し、「今後も事業を継続する予定」と付け加えた。
学校給食については、目前に迫る物価高騰を受けて、新たに給食費の見直しが必要との認識が示された。坂本清晃学校給食センター所長が「9月以降の給食費値上げを検討している」と発言し、町独自での補助も行っていることを明らかにした。
さらに、自らの特性を活かしたヤングケアラー支援についても議論された。奈良貴美子教育課長は「日常接している教職員の役割が重要である」と述べつつ、学校と連携しながら対応を進める意向を示した。
コロナ感染症対策についても言及され、遠藤哲雄住民課長が「傷病手当制度の適用を今後も継続する」と発表した。震災時における支援行動要支援者の名簿更新状況についても、三河和彦危機管理課長が報告を行った。