令和2年9月16日に石井町議会定例会が開催された。議事日程は2つあり、諸般の報告と一般質問が行われた。
一般質問では、7番の仁木孝議員が新型コロナウイルスへの対応の重要性を強調した。
特に、教職員の重い負担や感染症対策について疑問を呈した。教育長の武知光子氏は、新しい生活様式の導入や教職員の健康観察の重要性を説明し、支援体制の充実を図る考えを示した。
次に、仁木議員はごみ処理施設について質問した。現在、石井町は広域ごみ処理施設の整備を進めている。環境保全課の木村勇人課長は、六市町での協議が行われており、現行の処理場の延命策についても言及した。
また、自主防災組織の水害対策についても質問があり、危機管理課の三河和彦課長は、災害時の避難体制強化や情報伝達の重要性を説明した。
さらに、耕作放棄地と空き家対策も議題に挙げられ、農業委員会事務局の鎌田克己氏が活動の進捗を報告。道路整備に関しては、建設課の井内利充課長が進捗状況を説明し、国交省の補助を受けた事業について触れた。
インフルエンザワクチンについても話題になり、健康増進課の河崎洋子課長が、無料接種対象の拡大を報告した。さらに、学校教育課の黒川浩教育次長が、ICT関係事業の進展や今後の方向性を説明した。環境への配慮が求められる中、教員の負担軽減や児童の学ぶ環境の整備が議論された。
最後に、文化財の保護や地域の歴史を重視した活動について、社会教育課の太田勝久課長が今後の取り組みを紹介した。議会全体を通じ、住民参加型のまちづくりや支援の必要性が強調された。