令和2年12月に開催された石井町議会の定例会では、コロナ禍における様々な問題に関する議論が行われた。
1つ目の主要なテーマは「成人式の開催について」である。この式典に関して、感染予防策として参加者とスタッフのマスク着用、手指消毒、非接触式の検温を実施する考えが示された。また、出席者は制限され、座席間隔も確保されるとのことであった。総合的に判断し、情勢により中止の可能性もあることが強調された。
次に、インフルエンザ予防接種や新型コロナウイルスワクチン接種に関する説明も行われた。今年度は65歳以上の定期接種が無料となっており、接種率も昨年より高まっていることが報告された。
コロナ禍において重要な話題となったのは、ＳＤＧｓに基づく持続可能な社会に向けた町の取り組みである。特に、石井町の子供たちが行ったフードドライブ活動が注目され、地域の問題解決に寄与する活動として讃えられた。今後、町はこれらの目標を周知するための取り組みを強化していく意向を示した。
さらに、放課後等デイサービスやファミリー・サポート・センターに関する報告もあり、定員を超えて受け入れられている現状や、さらに支援を広げる必要性が述べられた。特にファミリー・サポート・センターについては、利用者数の増加を目指して、周知を進める必要があるとされた。
また、防災訓練についても言及があり、コロナ禍において実施が難しい状況を踏まえ、今後の地域防災活動の方向性について模索していることが説明された。
最後に、コロナ禍の影響を受けたイベントの開催や高齢者向けの取り組みについて、町民の安全を第一に考えた対策が求められており、地域の絆を強めるための新たなアイデアが提案される等、多岐にわたる問題に対処する方針が確認された。