令和3年6月14日に開催された石井町議会定例会では、様々な重要な議題があがった。中でも新型コロナウイルス関連のワクチン接種とGIGAスクール構想が注目を集めた。
特にワクチン接種については、高齢者や医療従事者が優先的に接種されており、町内での接種が順調に進んでいる。町長の小林智仁氏も、スムーズな運営と接種率の向上が町民の安全に直結すると述べた。また、今後は64歳以下の接種が進むことに伴い、予約や接種方法の見直しが必要になると強調した。
さらに、現状の低接種率を改善するために、啓発活動も推進される方向性が示された。このように、町民の意識変革を促す様々な取り組みが求められている。
次にGIGAスクール構想が議題に上がり、教育長の喜多利生氏がその進捗を報告した。構想に基づき、町内の小中学校ではタブレット端末が導入され、順次授業で活用され始めているとのことである。しかし、導入後の不具合が報告されており、教育委員会は対応を急いでいる。詳細に関しては、端末の不具合が生じた場合の対応策についても言及され、保管庫の適切な運用が求められた。
新給食センターの運営についても議論された。給食センター所長の坂本清晃氏によれば、新給食センターの開設後、多くの町民から好評を得ているという。見学会の開催が求められ、地域交流の増進が期待されている。
避難情報の見直しについても話し合われた。危機管理課の三河和彦氏は新たな警戒レベルについて説明し、今後の対応策が具体化されることに期待を寄せた。特に、避難勧告が避難指示に一本化されたことで、住民の避難行動が促進されるとのこと。