令和5年9月4日、石井町役場議場において、令和5年9月石井町議会定例会が開会された。出席議員は14名で、定足数を満たし、今後の議事が進められることとなった。
会期の決定に関する議題では、町長が提案理由を説明し、12日間の会期の設定について異議なしとなり合意された。特に、会期中には議案の説明や一般質問の期間が設けられていることが確認された。
日程第3と日程第4の議案では、令和4年度の決算についての一括審議が行われた。これには、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、水道事業会計など、関連するすべての会計が含まれる。町長は、「町民の皆様方のご理解とご協力を賜りたい」と感謝の意を表した。
また、特に新型コロナウイルス感染症については、感染者数が増加する中で、地域住民への注意喚起が強調された。医療機関との連携により、全国的な感染拡大に対処するための体制が構築されていることが報告され、町民に危機管理意識を持ってもらうことが重要であるとの旨が述べられた。
議案第61号から第72号までの提案内容についても議論され、各議案は慎重に審議されることが求められた。特に、令和5年度の一般会計補正予算案や介護保険特別会計補正予算については、必要な追加予算が上程されており、その目的と内容が具体的に説明された。これらの議案は石井町の持続可能な発展と住民サービスの向上に寄与することを目指している。
また、議案の中には、企業版ふるさと納税に基づく寄附金の活用のための新たな条例案も含まれており、地域振興を図るための取り組みの一環であると位置づけられた。町の財政健全化に向けた方針や政策も示され、今後の町政運営に対する期待が寄せられた。