令和6年2月の日光市議会定例会では数多くの議案が審議・採決された。
なかでも、議案第19号「日光市地域循環によるゼロカーボンシティ実現条例の制定」や議案第31号「日光市営駐車場条例の一部改正」といった環境と交通に関する議案が注目を集めた。
観光産業常任委員会から報告があり、議案第19号に関しては、現段階で具体的な規制は想定していなく、他の自治体の取り組みを参考にして定めているとの説明があった。
また、議案第31号については、駐車場の有料化に向け、専門業者による管理業務の委託が計画されていることに対し、質疑が行われた。
さらに、議案第54号及び第55号に関しては、銅山観光事業と下水道事業に関する補正予算が提案され、こちらも全会一致で原案が可決された。
次に、日程第2においては、議案第21号から第51号にかけて、幅広い内容が審議された。特に、議案第21号「日光市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正」などが挙げられ、全て原案可決となった。
最後に、予算審査特別委員会による議案第52号「令和5年度日光市一般会計補正予算(第8号)」も含め、採決が行われた。出席議員24名全員の賛成で可決され、議会の活動が活発に進行中であることが示された。