令和4年5月10日、日光市議会臨時会が開催され、各議案の審議が行われた。議事は順調に進み、法定人数の24名が出席した。議会は新しい議長と副議長の選挙を経て、議会運営を進めるための重要な議題を決定した。
新議長に選出された田村耕作議員は、当選の挨拶で市の課題への取り組みを確認し、議会運営の透明性を強調した。「議会が何をすべきかを認識し、スピーディーな対応を心がける」と述べ、執行部との協力体制の重要性を強調した。
副議長には和田公伸議員が選出され、副議長として日光市の発展に向けた活動を進める意向を示した。彼は「車の両輪」として議会と執行部の協力が不可欠であることを強調し、広報広聴の充実への取り組みを誓った。
本会議では、母子保健や都市計画税条例など重要な議案が提出され、市長からの説明を受けた後、賛成全員で承認された。予定されていた3700万の国民健康保険税の改正など、地域課題の解決に向けた具体的な取り組みが検討された。また、会期は当日のみであることが確認された。
この日の議会は、新体制のもと、市民の期待に応える議会運営を進める決意が示され、閉会時には議長が「今後とも市民のために議論を重ねていく」と述べて締めくくった。議事録署名議員の指名をもって議会は閉会を宣言した。