令和3年2月日光市議会定例会が開催された。
出席議員23名により、重要な議題が取り上げられた。
日程には、議案第65号に関する質疑及び付託、委員長報告、質疑、討論、採決が含まれていた。
まず、日程第1の議案第65号の質疑及び付託について、議長の生井一郎氏が質疑を呼びかけたが、質疑は行われなかった。
そのため、本案は予算審査特別委員会に付託される運びとなった。
議案第65号は「令和3年度日光市一般会計補正予算(第1号)」である。
午後の会議では、委員長の小久保光雄氏が審査結果について報告を行った。
審査では、歳入と歳出それぞれの説明と質疑が行われた。
特に新型コロナウイルス感染症緊急経済対策費に関する質疑が注目された。
この対策費は、市独自の施策であり、売上げが50%以上減少した飲食業者を支援することが目的である。
一事業所当たり10万円が支給されることが明らかとなった。
また、グリーンスローモビリティーを活用した回遊性向上事業についても話題に上った。
市は運行形態を民間委託し、民間が運行コストを担う方針である。
質疑の過程で、観光スポットへのPR活動についても地元との協議が必要だと強調された。
質疑応答を経て、採決が行われ、議案第65号は全会一致で原案通りに可決された。
閉会にあたって、生井議長は退職職員への感謝の意を表明した。
今後も日光市政の発展に貢献するよう期待が寄せられた。