令和2年4月の日光市議会臨時会が開催された。
市長の専決処分に関する議案の報告が重要な議題として取り上げられた。議長の辞職や副議長の辞職も議事の中で言及され、新たな議題として注目される。
大嶋一生市長が説明した報告第2号では、賃貸借契約の解約に伴う損害賠償の額の決定や和解についての専決処分が行われたことが述べられた。その後、会期の決定が議論され、臨時会の会期はこの1日と定められた。
さらに、議案第50号から議案第57号までの議題では、日光市税条例や国民健康保険税条例の一部改正に関する内容が語られた。市長はこれらの改正に伴う税収の見通しや国の法改正に基づく必要性を強調した。
特に、議案第55号では新型コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金の支給に関する特例が設けられることが伝えられ、感染症対策への対応が求められた。
また、議長辞職に関連して、斎藤伸幸議長の辞職願が提出され、異議なく許可される運びとなった。そこを受けて、生井一郎議員が新議長に選出され、就任挨拶を行った。
彼は新型コロナ対策を重要課題として掲げ、議会の役割を果たす意気込みを示し、多くの市民の期待に応えることを誓った。このように日光市議会の臨時会は新たな体制の中で進行した。
その後、副議長の辞職や新たな副議長の選出が行われ、やはり関連の議題として挙げられた。また、常任委員会及び議会運営委員会のメンバーが選任され、その互選結果が報告された。議会は次の課題への取り組みについて各委員会で討議されることになる。
最後に、議会運営として閉会に関する一連の流れが了承され、この臨時会は全ての議題を経て閉会した。