令和2年第2回浜松市議会臨時会が開かれた。
議事の日程に基づき、議席の変更や中身の承認が行われた。
最初に議席の変更が議題に上がり、鈴木唯記子議員の議席を12番に変更することが決定された。さらに、9番の小黒啓子議員、24番の北野谷富子議員、41番の花井和夫議員が会議録署名議員に指名された。
次に会期の決定が行われ、議会の会期は本日1日とすることに異議がなく決定された。
続いて、専決処分に関する報告があり、財務部長の森本哲司氏が専決処分の承認について説明を行った。
発表された報第2号は、令和2年度浜松市一般会計補正予算(第1号)に関するものである。
新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業を支援するため、20億円の追加が必要との説明があった。
この資金は消費喚起や衛生対策に使用される予定であるという。
森本氏は、迅速な対応が求められる中、3月25日に専決処分を行ったことを報告した。
続いて、報第4号の専決処分も併せて承認された。
こちらは市長の給与を減額する内容で、緊急事態宣言に伴う措置である。
具体的には、5月から給料を50%減額することが取り決められた。
次の議題では令和2年度浜松市一般会計補正予算(第2号)が説明された。
市長の鈴木康友氏は、国の補正予算を受けて、特別定額給付金の支給にかかる費用を810億5000万円追加することを議会に提案した。
給付金は、住民基本台帳に記載された住民に対して、一律10万円を支給することを確認した。
市長は、緊急事態において市民生活の安心・安全を図るための予算であると強調した。
議案は質疑もなく採決され、いずれも原案通り可決することが認められた。
この臨時会では、迅速な対応が求められる中で重要な決定がされ、新型コロナウイルスへの対応策が整えられた。
最後に、すべての議題が終了し、午前10時39分に閉会される運びとなった。