令和3年9月29日に開催された浜松市の定例会では、4つの主要な議題が取り上げられた。この中で、教育や人権に関する重要な問題が議論された。
最初に付議されたのは、会議録署名議員の指名である。鈴木唯記子議員、平野岳子議員、柳川樹一郎議員の3名が指名された。
続いて、一般質問が行われ、特に渥美誠議員が豪雨災害への対応を巡り、今後の水災害対策に対する市の考えを問うた。渥美議員は、「激甚化、頻発化する豪雨に対する新たな対策が必要である」と強調した。これに対し、井熊都市整備部長は「流域治水の観点から、自治体、県と連携を強化し、地域全体での水害対策に取り組む」と述べた。
また、発言の中で、陸上競技やバドミントン、パラリンピック選手団の事前合宿の受入れについても触れられ、開催された合宿の成果として、多くのメダルを獲得したことが市の名声を高める要因となったと評価された。ちなみに、パラリンピック選手団は、合計72個のメダルを持ち帰った。
次の議題では、選第10号 浜松市教育委員会委員選任の案件が上程され、黒柳敏江委員が引き続きの推薦がなされた。その後、諮第3号人権擁護委員候補者推薦についても議論し、複数の候補者が推薦された。
最後に、会議は次回の日程について案内し、次の本会議は10月18日に開催されることが確認された。