和光市議会は令和3年12月2日、12月定例会を開催した。
議会は、会期を本日から12月21日までの20日間に決定した。
最初に、議長の齊藤 克己議員が開会を宣告し、全議員が出席していることを確認した。
続いて、会議録署名議員として金井伸夫議員、赤松祐造議員、小嶋智子議員が指名された。
議長は、令和3年9月定例会で採択された請願第1号への通知や、継続審査の陳情に関する報告を行った。続いて、温泉施設の新設や、東京都市局の関連事業報告がされた。
監査報告では、代表監査委員の山田史明氏が出席し、令和3年7月から9月の現金出納検査の結果を報告した。
山田氏によると、収入支出の計数に誤りはなく、適切に保管が行われていることが確認された。
元和光市職員の不祥事に関する調査特別委員会に付託された陳情第2号については、安保 友博議員が委員長報告を行った。報告に対して質疑がなかったため、採決が行われ、陳情は採択された。
続いて、決議案第2号が上程され、安保議員が提案説明を行った。この決議案は、不祥事調査のための調査費を25万円以内とするものである。
決議案は質疑および討論無しで可決された。
さらに、議案第66号から第80号までが一括して報告され、注目を集めた。特に、令和3年度一般会計補正予算(第6号)では、6億1,136万4,000円の追加があり、総額317億5,196万2,000円になる。
この補正には、地域経済活性化や新型コロナウイルスワクチン接種にかかる経費が計上され、子育て世帯への支援も含まれている。
議案第80号に対する質疑では、富澤啓二議員が今後の支援の必要性を訴え、斎藤 幸子子どもあんしん部長が詳細な説明を行った。最終的に、議案第80号は原案通り可決された。
この日は、次回会議の日程も報告され、管理運営のための準備が進む中、議会は散会した。