令和元年9月の柏原市議会定例会が終了した。
期間中は、議長辞職、監査委員選任、常任委員会及び特別委員会の選任など議案が多数上程された。
特に、市立柏原病院に関しては厚生労働省が公表した再編統合対象の医療機関として報告された。
市立柏原病院事務局長の中川拓也氏は、再検証要請の公表には強制力がないものの、具体的な結論を令和2年9月までに示すよう要請がなされていると述べた。
また、今回の公表に対する対応についても言及し、府とのヒアリングを通じて検討を進める意向を示した。
今後、柏原市では2025年に向けた医療機能の見直しが必要とされ、急性期病床の転換や周産期医療の受け入れ、夜間救急の停止などの要件も挙げられている。
新屋広子議員は市立柏原病院の対応を確認し、医療機能の検証の重要性を強調した。
議会には新たに中村保治氏が議長に就任し、就任挨拶の中で市民ニーズへの対応を重視し、議会の機能向上に尽力するとの決意を表明した。