令和元年第1回柏原市議会定例会が開催され、市政に関する議題が取り上げられた。
特に注目されたのは、コミュニティ助成事業助成金についてである。助成金額が1,230万円に達し、地域の活性化に寄与する取り組みが進められている。この助成金は、地場産品の販売促進や移動図書館の運営を含む新たなイニシアチブに充てられる予定だという。
また、議会では柏原市の人口減少問題への対策が議論された。市の人口は約8万人をピークに減少し、現在は70,000人を切っているという。市は、人口減少に歯止めをかけるため、地域の特性を生かした施策の充実を図る意向を示した。
子どもたちの防災教育は今後の重要なテーマであり、教育委員会は体験型防災授業を行い、地域での自主防災活動に繋がる教育の重要性を訴えている。特に、八潮市で導入されている「防災リーダー教育」に関する事例が紹介され、市長や教育監から関心を寄せられた。
そのほか、柏原市の消防団活動も注目された。火災出動以外にも、災害時の支援や地域行事への積極的な参加を通じて市民との連携を深めている。