令和3年10月5日に柏原市議会の臨時会が開かれた。
議会初日において、議長と副議長の選挙が行われ、
それぞれ山下亜緯子議員と新屋広子議員が選任された。
新議長に選出された山下議長は、
女性議長としては19年ぶりの就任となる。
挨拶では、女性の社会進出に貢献する姿勢を示すと共に、
市民の多様な価値観を尊重する議会を目指すことを強調した。
また、監査委員の選任についても重要な議題となった。
市長である冨宅正浩氏が、
梅原壽恵議員を議会選出の監査委員として推挙した。
議員全員の一致した同意により、
梅原議員の選任が決定した。一方、常任委員会や特別委員会の
委員が選任され、今後の議会運営の体制が整うことになる。
新議長は挨拶の中で、
「市民福祉の向上に向けて、議員皆様の意見を結集し、
丁寧な議論を進めていく」との姿勢を示した。
さらに、議会活性化特別委員会や交通対策特別委員会など、
新たな特別委員会の設置が承認された。
最後に閉会の挨拶を行った冨宅市長は、
新しい議会体制がスタートすることを喜び、
引き続き市民の期待に応えるべく、
市政の発展に努める意向を表明した。
議会関係者からは、
円滑な立ち上げを支えるための協力が求められ、等しい立場の下での
市議会の運営が期待される。
新しい議会として、今後の活動が注目される。