令和4年第1回柏原市議会定例会が開会された。
この定例会には、一般会計や特別会計予算案など合計22件の議案が提出されている。
開会挨拶の中で、山下亜緯子議長は、議員や市長、関係者の出席に感謝を述べた。
次に冨宅正浩市長は、新年度予算案に関する市政運営方針を力強く説明した。彼は新型コロナウイルス感染症対策について、「感染収束に向けた対策を迅速に進める」と述べた。
会期は本日から3月25日までの36日と決定され、会議録署名議員は山口由華議員と中村保治議員に指名された。
新年度予算案では、一般会計の総額が267億2,108万1,000円に増加し、前年比で2.8%の増となる。特に市民税の増が寄与している。
一方で、健康部長の田中徹氏から、国民健康保険事業特別会計や介護保険事業特別会計についても説明があり、各施策が必要とされている。特に、国民健康保険費は54億1,435万2,000円が計上される。
市長はまた、西名阪自動車道へのスマートインターチェンジ新設や、日本遺産を活かした観光施策の推進を約束し、地域資源の活用を強調した。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進についても今後の具体的施策が示唆された。
知識の向上を考慮し、教育施策では小中一貫教育や健康づくり施策、さらに障害者支援策まで幅広く網羅されている。
当該定例会では他にも、公共施設の見直しや地域活性化に向けた取組についての議案が提出され、議員からの質疑を経て午後に散会の予定である。