令和6年第1回柏原市議会定例会が、午前10時から開会した。
開会に際し、議長の田中秀昭氏が挨拶。能登半島地震の犠牲者に哀悼の意を表し、被災者への支援を報告した。この定例会では、令和6年度の市政運営方針や新年度予算案など、多くの重要議案が審議される。
冨宅正浩市長は、令和6年度の市政運営方針について述べた。
議会議員に対し、市民の命と生活を守るための施策を強調し、特に防災対策とともに教育支援、健康管理、地域経済の活性化を掲げた。
特に、冨宅市長は自然災害への対応を重視。地域防災計画の見直し、避難所における備蓄物資の充実に加え、自主防災組織の活性化を訴えた。彼は「防災的な取り組みは地域の強さに直結する」と強調した。
また、医療費助成に関しても言及。ひとり親家庭や子ども医療費の助成を拡大する条例改正を推進。その目的は、地域における福祉の充実を図るものであり、生活環境や教育支援の向上を通じて、市民の生活を守る施策が重要であると伝えた。